ピーマン作戦

にんじんやピーマンが嫌いな子どもは多いようです。うちの息子たちもそうでした。

ピーマン嫌いのお子さんを「好き」にさせるために、レミさんが考え出した作戦とは?(写真提供:レミックス)

「からだにいいんだから、食べなきゃだめ!」としかりたいところですが、そういうやり方では、どうやらよけいに嫌いになりそうです。うっかりするとにんじんやピーマンだけでなく、ご飯のときにうるさく言う母親まで嫌いになっちゃうかもしれません。

それで私は別の手を考えました。ほめる作戦です。幼稚園のお弁当に豆つぶほどのピーマンを少し入れて、先生に「今日、お弁当にピーマンを入れましたから、食べたらほめてやってください」と電話します。先生も協力してくれました。

「先生にほめられたよ」と息子が報告すると、「えっ! すごーい。先生にほめられたんだって。お父さん、お父さんもほめてやってよ!」と私は大さわぎ。

ほめられれば、明日もがんばって食べようとするでしょう。次の日のお弁当は、ひとまわり大きなピーマンを。こうして息子たちをピーマン好きにさせました。

大人の私だって、「おいしい」と言われたら張り合いがでて、もっとおいしいものを作ろうと思うのですから。