イラスト:すぎやままり
「その瞬間」を迎えたい場所、延命治療を望むか否か、葬儀や納骨などセレモニーの内容……。読者が心に描いている「理想の最期」について聞きました(イラスト=すぎやままり)

Q. もし明日命が尽きるとしたら心残りは?

 

【ある】

●学生の頃に、もっと勉学に励んでおくべきだった。今さらどうすることもできないが、ずっと後悔している(61歳・主婦)
●自分の80代、90代を経験してみたいし、子どものこれからを見ずに死にたくない。孫はいるのだろうか……とか (57歳・無職)
●いつも人を優先し、自分の気持ちに正直ではなかったこと(62歳・会社員)
●39歳の長男がアルバイトで収入が少ないため、これから先、経済的にやっていけるのか不安 (66歳・年金受給者)
●2人の息子が不仲で心配(81歳・無職)
●実母が施設に入所しているうえ、コロナで面会ができていない。一人っ子なので、自分が亡くなったらサポートしてくれる人がいないことが気がかり (57歳・パート)
●59歳で退職したあと、夫と一緒にキャンピングカーで日本一周したかった。両親の介護と夫の病でできなくなり、残念だ(67歳・年金受給者)

 

【ない】

●一日一日を大切に生きているので何の悔いもない (74歳・パート)
●好奇心旺盛でやりたいことはやり尽くした。今は心豊かに、最高に幸せな老後を過ごしている(74歳・主婦)