【Point 2】のどにやさしい食事を心がける

●のどにやさしい食事

のどの粘膜を丈夫にするために、ビタミンAやミネラル類を多く含むレバー、卵、緑黄色野菜などを意識的に摂るようにしましょう。

れんこん、ほうれん草、めかぶなどの海藻類に主に含まれるLPS(リポポリサッカライド)も、口腔免疫の活性化につながります。唾液の分泌を促すには、酸っぱい梅干しや酢昆布、ガムがおすすめ。

のどは繊細な器官なので、熱いもの、辛いもの、強いお酒はNGです。糖分や脂肪分が多い食事は逆流性食道炎の原因となるおそれも。

食事の際は、上半身と床が垂直になる姿勢を心がけましょう。背もたれのある椅子に座ってあごを引き、軽くお辞儀をする角度に頭を前傾すると、気管ではなく食道に食べ物が流れ込みやすく、誤嚥を防ぐことができます。