初夏にバロック曲のアルバムをリリース予定

N)やはり、バロックは癒し効果が高い音楽なんですね。最後に朋菜さんの今後のことも伺いたいのですが。

M)まさに今、バロックの曲を18曲選んで録音しています。あまり知られていない曲にも光を当て、ヴァイスというドイツ後期バロック音楽の作曲家やフランスのラモー、もちろんバッハの曲も選んでいます。今回はピアノのためには書かれていない曲をピアノのためにアレンジしています。どれも耳元で囁くような優しい曲たちです。

N)3曲ほど聴かせていただきましたが、とても響きが素敵な、私にはとてもモダンな感覚の曲に聴こえました。こういう曲もバロックにはあるのだなとちょっと驚きもしました。他の曲も早く聴きたいですね。

M)初夏には録音を終えてこのアルバムをリリースしたいと思いますので楽しみにしていてください。

(写真:Kentaro Igari)

※1)カストラートとは、少年時の声を保つため少年の間に去勢をした男性歌手のことであり、起源は16世紀後半のイタリア。当時の教会聖歌隊は男性のみであり、教会内で行われる聖劇の役柄としてボーイソプラノの音域や声質を維持しつつ、テクニックと声量のある成人男性歌手が必要となってきた。偶発的に去勢手術をしたボーイソプラノが声変わりしても声質を保っていた事により、カストラートが誕生した、と言われている。
17-18世紀にカストラートはオペラ舞台で大活躍し、現在にも名を残す有名歌手を輩出した。音域によりソプラノ・カストラート、アルト・カストラートと分かれている。
現在は人道的な理由により、カストラートは禁止されている

※2)フェルナンド[6世]【Fernando VI】1713‐59
スペイン国王。在位1746‐59年。側近にエンセナダなどの有能な啓蒙主義者を登用し、親英派・親仏派にかたよらない中道の政治を展開した。とくに衰退した国力の回復を意図して,周辺地方の経済発展を促すとともに、1752年には王立サン・フェルナンド美術アカデミーを創立するなど,文化・教育面での国家の統制力を強化した。外交面では、バチカンとの和親条約(1753)で国王の権能を大幅に認めさせ,ヨーロッパの戦いにはつねに中立政策を維持し、16世紀以降で最も平穏な時代を築いた。

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★宮崎朋奈(TOMA)さんのバッハのアルバムはこちらでお聴きいただけます。


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