歳を重ねるたびに「もっと若く見せたい」と、スキンケアやメイクの仕方に悩んだ経験のある方もいらっしゃるのではないでしょうか。数々の人気女優やタレントのヘアメイクを担当し、雑誌や広告、イベントなど幅広く活躍するヘアメイクアップアーティストである河北裕介さんは「50代になった今だからこそ、美しさは更新できる」と語ります。そこで今回は河北さんの著書『河北メイク論 R50』より一部を抜粋し、「50代からの新しい美容の答え」をお届けします。
メイク前のストレッチで未来が変わる
ほうれい線が深くなってきた、フェイスラインが緩んできた、何だか顔が疲れて見える……。そんな悩みがどんどん増えてきたりしませんか? ここで、スキンケアを頑張る人、クリニックによる施術を検討する人、はたまた年齢のせいだと諦めてしまう人など、さまざまな方がいらっしゃると思います。
でも、ここで始めるべきは全身ストレッチ。なぜなら、顔がたるむのは「顔」だけが原因ではないから。例えば、肩甲骨まわりの筋肉が凝り固まっていると、首や肩周りの筋肉が緊張し、リンパや血液の流れが悪くなって老廃物が滞り、結果的にシワやたるみに繋がる。
長時間のデスクワークや運動不足によってお尻の筋肉が硬くなってしまうと、骨盤が歪み、そのバランスを取ろうとして頭が前に出る猫背姿勢に。すると顔の皮膚や脂肪は重力に逆らえず、下へ下へと引っ張られてしまう……。他にも言い出したらキリがないほど、顔のたるみは全身の筋肉の凝りが影響しています。
だから、まずは凝りをほぐすことから。朝、メイク前に行えば代謝も上がるし、血流が良くなるので顔色も明るくなって良いこと尽くめ。正直、「変わった」と実感するのは時間がかかるかもしれない。でも、結果は必ずついてくる。まずは2ヶ月続けてみて欲しい。