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「名もなき家事」の量を減らすことが負担軽減につながる
今回の調査では、家事シェア負担の原因についてのリサーチも行われました。
オーナーのうち家事負担が「軽減している人」「軽減していない人」のそれぞれに対して、実施している「名もなき家事」について尋ねたところ、「軽減している人」の実施割合が高いものが8項目、「軽減していない人」の実施割合が高いものが18項目と、「軽減していない」人のほうが、より多くの「名もなき家事」を行っていることがわかりました。
このことから、家事シェアハウスに住むことにより「名もなき家事」の総量自体を減らすことができており、それが家事負担の軽減につながっていることが推察できます。
家事シェアハウスで暮らすオーナーの感想では「部屋が自然と片付いている状態になった」「郵便物の分別が楽になった」など前向きなものが多く見られました。
家族ひとりひとりが自発的に「名もなき家事」を行うことが、家事負担軽減につながっているようです。