ヤマザキマリ
やまざき・まり
漫画家・文筆家・画家
1967年東京都生まれ。漫画家・文筆家・画家。東京造形大学客員教授。 84年にイタリアに渡り、フィレンツェの国立アカデミア美術学院で美術史・油絵を専攻。2010年『テルマエ・ロマエ』(エンターブレイン)で第3回マンガ大賞、第14回手塚治虫文化賞短編賞受賞。15年度芸術選奨文部科学大臣新人賞受賞。17年イタリア共和国星勲章コメンダトーレ章受章。著書に『プリニウス』(新潮社、とり・みきと共著)、『
エッセイ
ヤマザキマリ「イタリア人の義父が、友人に勧められ家庭菜園でケールを栽培。あまりの苦味に家族でもがき苦しみ、翌年は白菜に変更されていたが…」
ヤマザキマリ2023年11月27日
エッセイ
ヤマザキマリ「イタリアでは一生分の貧乏と辛酸を体験させられた。当時よく食べていたパスタが、日本の高級イタリアンで1500円で振舞われていて…」
ヤマザキマリ2023年11月24日
エッセイ
ヤマザキマリ こう生きなければという<理想>に苦しめられている私達。50歳を過ぎたら、ありのままの自分を受け入れてくれる人とだけつきあっていけばいい
ヤマザキマリ2023年11月22日
エッセイ
ヤマザキマリ ナポリであきらかにぼったくろうとしているタクシーにあえて乗ってみたら…留学、結婚、美しい景色。偶然の出会いに人生を変えられて
ヤマザキマリ2023年11月21日
エッセイ
ヤマザキマリ シカゴに生まれ育ち、息子と仲良くしてくれた彼がいてくれたから、私たち家族はなんとか頑張れた。息子の友人・ジェイクの思い出
ヤマザキマリ2023年11月16日
エッセイ
ヤマザキマリ 旅のおみやげは「ブランド品」「高価」だから喜ばれるとは限らない。どっさりおみやげを買い込むのも結局は自分の自己満足で、受け取る側は苦笑いしているのかも
ヤマザキマリ2023年11月15日
エッセイ
ヤマザキマリ 経済格差が今より歴然としていた昭和の子供事情を象徴する「筆箱」。転校していったてっちゃんの筆入れの中の輝石にどれだけ果てしない意味があったのか
ヤマザキマリ2023年11月14日
エッセイ
ヤマザキマリ 乗り物での出会いに人生を変えられて。偶然の中で知り合う他人もまた、人生観や生き方を変えるかもしれない未知の壮大な世界そのものなのだ
ヤマザキマリ2023年11月13日
エッセイ
ヤマザキマリ 絵本で出会ったクマの「ある能力」が備わっていれば社会もいくらか平和になるのに。人はときに似非の正義を振りかざし、他者を踏みつけにしても自己正当化に躍起になってしまう
ヤマザキマリ2023年10月18日
エッセイ
ヤマザキマリ 私が死んだ時のために息子に伝えていることとは? P C は中身を確認せず破棄、猫や昆虫の面倒は…。亡くなった人と想像力で接触すれば寿命や死を受け入れるのも楽になる
ヤマザキマリ2023年10月02日
エッセイ
ヤマザキマリ 高齢者を「老害」と煙たがる日本と自然に敬うイタリア。「マリ婆さん、人に迷惑かけまくって老害」と言われる頻度が増えるのを私は覚悟している
ヤマザキマリ2023年09月29日
エッセイ
ヤマザキマリ 疲れるまで思いのたけをぶちまけて喧嘩するイタリアの高齢者がやたらと元気なワケ。省エネ的に楽をしようとすると、肉体的にも精神的にも老化を早めてしまう
ヤマザキマリ2023年09月28日
エッセイ
ヤマザキマリ 年配のホームレスから若い男女が仔犬を奪う動画を見て感じたこととは。多様な倫理が存在するこの世界で「正義」という信念はときに狂気を帯びる
ヤマザキマリ2023年09月20日
エッセイ
ヤマザキマリ「なぜ外国人旅行客はTシャツ短パン姿なのか」と問われ、あるイタリア人教師を思い出す。観光客ばかりナンパする彼が言っていた「愚痴」とは
ヤマザキマリ2023年08月16日
エッセイ
ヤマザキマリ なぜ私たち夫婦は「家の核は台所」という考え方に違和感を覚えたのか。食料庫よりプライベート空間を優先したい家族もいるということ
ヤマザキマリ2023年06月14日
エッセイ
ヤマザキマリ これまで人生で3度「トイレットペーパー枯渇危機」と直面して。トイレットペーパーとは、文明的生活の維持に対する人々の意固地を象徴するものかもしれない
ヤマザキマリ2023年05月10日
エッセイ
ヤマザキマリ 学校からの二宮金次郎像撤去と学習塾を禁止した中国の政策に共通するものとは。本能と知性との齟齬に翻弄される宿命からわれわれはそう簡単に逃れられない
ヤマザキマリ2023年04月12日
エッセイ
ヤマザキマリ 母の葬儀を進める中イタリア人の夫が発した意外な一言とは。母がその場にいたら、息子と夫のしどろもどろな様子を前に呆れながら笑っていたにちがいない
ヤマザキマリ2023年03月08日
エッセイ
ヤマザキマリ「書棚を見せてほしい」という取材依頼が増えたのは、何かと世知辛い今の時代だからこそ。書棚に本が並べば、とりあえず何とかやっていけそうな気にもなる
ヤマザキマリ2023年02月08日
エッセイ
ヤマザキマリ 低い声で捲し立てる早口のために「いつも怒ってますよね」と指摘され。「沈黙は金なり」が通じないイタリアのハイカロリーな出来事を乗り越えているうち、この口調になってしまった
ヤマザキマリ2023年01月11日