(撮影:城健太[vale.]/写真提供:KADOKAWA)
60歳をこえているとは思えない、キレのよいダンスがインスタグラムで注目されている、ウォーキングインストラクターの奥田詠子さん。いつまでも若々しい心と体でいるために、「ボディ」と「マインド」の両方からアプローチする「ポジティブウォーキング」を提唱しています。今回はその中から誰でもすぐできる、《マインドワーク》と《るんるんモーション》にチャレンジ。奥田さんは自分の未来をポジティブに変えていくために、「自分史」を書くことをおすすめしているそうで――。

自分史を振り返り、新たな未来をつくり出そう

これからの未来、ポジティブに変えていくために、私がおすすめする方法が、「自分史」を書くことです。自分の幼い頃から振り返り、これまでの人生に出てきた、両親、出会ってきた大事な人、嫌いな人を思い出してみましょう。

振り返る過程の中には、いいことだけでなく、腹立たしく、辛くて、思い出したくない過去もあると思います。けれども、悪いこともいいこともあって、今のあなたがいる。そのエピソードがどれひとつ欠けても、今のあなたは成り立たないのです。

もし、振り返る作業の最中、目をそむけたくなる過去に直面して、自分に自信がなくなったり、過去に引きずられて「どうせ私なんか…」と思ったりしたら、それは、あなたの人生の足を引っ張る人たちの思うツボ。

「私を辛い目に遭わせた人たちに負けてたまるか、幸せになってやる!」の心意気で自分史を作成してみてください。

 

未来の自分史をつくるのは自分自身

あなたが生きる人生は、あなたが主人公のドラマ。そして、この先のドラマの脚本を書くのもあなた自身です。あなたはこれからもどんどん変われるのです。

自分の人生を誰にも邪魔をさせてはいけません。過去と向き合う自分史が完成したとき、過去の自分は、未来の自分にエールを送る応援団になります。

これからのあなたの未来、目標、目的、ゴールを想像していきましょう。自分でその夢をかき消すことをしなければ可能性は広がり、思い描いていた夢の実現に、どんどん近づくことができます。

 

『人生が「楽しい!」であふれだす ポジティブウォーキング!!』(奥田詠子:著/KADOKAWA)