ブロッコリーを深掘り(5)
鮮やかな緑色より、
紫色っぽいブロッコリーのほうが甘くて美味!

ブロッコリーを選ぶとき、鮮やかな緑色のものと少し紫色がかったもの、どちらを手に取りますか? 「紫色がかったものは傷んできているのでは……」と思われるかもしれませんが、実は、紫色のほうが甘みがあって美味しいんです。

その理由は、寒さに当たったブロッコリーが、「凍ってなるものか!」と糖をつくり出し、アントシアニンという紫色の色素成分が現れたから。つまり、紫色のほうが、寒さのせいで甘みが増しているのです。おまけに抗酸化作用もアップしています。

逆に、選んではいけないのは、黄色くなったブロッコリー。こちらは、花が咲く寸前の状態。開花のために蓄えていた栄養を使って味が落ちています。

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最後に、ブロッコリーの茎は、外側の硬い皮をむけば美味しくいただけます。おすすめは、米と一緒に炊き込む、ブロッコリーの茎の炊き込みごはん。驚くほど甘くなるので、塩とオリーブオイルを少しふるだけでとても美味! ぜひお試しください。


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