心が落ち着くツボ「神門」の場所
・神門(しんもん)
場所:手の小指と薬指の間から下に降りて、手首の横線に当たるあたりにあります。
押し方:3秒ルールを2〜3分ほど繰り返すのがおすすめです。
CHECK!
神門は、手の少陰心経(しょういんしんけい)にあるツボで、不眠症、睡眠障害、自律神経失調、物忘れ、集中できないときによく使います。また、心の気を補い、精神を安定させる効果もあります。
※本稿は、『読むだけでメンタルが強くなっちゃう漢方養生の本』(大和書房)の一部を再編集したものです。
「心のケア」は「体のケア」より大事だと、東洋医学は言っています。
東洋医学の本場、香港出身の人気・漢方養生YouTuberが、日々の小さな養生で「強い心」が手に入る方法を教えます!
出典=『読むだけでメンタルが強くなっちゃう漢方養生の本』(著:ロン毛メガネ/大和書房)
ロン毛メガネ
漢方養生指導士、国際中医専門員、国際中医薬膳管理師
本名:許煒鏘。香港出身のいて座男子。東洋医学を生業とする家系に生まれ育つも、日本のポップカルチャーへの興味から20歳で来日し東京で日本語学校、メイク専門学校に入学。卒業後は北京で就職、数年働いた後に再び来日、現在に至る。香港、カナダ、日本と転々とするうち、地域ごとに食事、生活習慣に大きな差があることに気づく。また、自分の「生きているのが奇跡」とまで言われた体調不良を改善してくれたこともあり、自身のルーツでもある東洋医学の力を改めて思い知る。以降、東洋医学への学びを深め、2019年から漢方養生YouTuberとして活動を開始。メンタルヘルスの改善や季節の不調への対処法、薬膳や東洋医学の基礎知識などをわかりやすく発信したところ瞬く間に人気を集め、現在登録者数は10万人超。2023年からは書籍の執筆と、漢方ライフスタイルブランド「澄善堂」(ルビ:ちょうぜんどう)の立ち上げに携わる。「すべての人が自分のお医者さんになれるように」をモットーに、日本人に寄り添い漢方をより身近にしてもらうべく、ますます活動の幅を広げている。これまでの著書に、スマッシュヒットとなった『読むだけで心と体が元気になっちゃう漢方養生の本』の他、『心と身体の不調がやわらぐ お茶でゆる~りセルフケア大全』がある。