慢性的な炎症が認知症の原因に

糖尿病、心臓の弁や内膜などの炎症、気管支炎、肺炎のほか、動脈硬化を進行させ、狭心症や心筋梗塞、脳梗塞につながることもあります。

歯周病菌は、全身の状態に悪影響を及ぼし、健康寿命を縮めることになるのです。

『60歳からはわたしらしく若返る:一生、元気に美しく年を重ねられる365のヒント』(著:和田秀樹/日本文芸社)

近年、慢性的な炎症は、認知症の原因としても注目されています。

慢性的な炎症には、遅延性アレルギーによる腸の慢性炎症や糖尿病による慢性炎症などがありますが、歯周病による慢性炎症もそのひとつです。