視聴者の反応
『光る君へ』のラスト5分。年老いた乙丸といと達とのやりとりの様子がどこか寂しく、そして物語の終わりを強く感じさせました。一方、一度見ただけでは分からないような展開も含まれていたこともあり、考察が今も視聴者の間で続いています。
例えばネットでは「きぬがこの世を去り、一人になった乙丸が、昔の誓いを愚直に守って、まひろのもとで人生を全うしようとする気持ちを察したら、涙なしでは見ていられなくなった」「2回目の視聴で気づいたが、いとだけではなく、乙丸まで<姫様>に呼び方が戻っているのは、認知症が始まっていることを匂わせているのでは…」「まひろを縛ってきた鳥籠(社会常識、しきたり、法、人の縁)は、実は当に壊れていて、彼女をここに縛りつけていたのは、己の心の有り様だった…というオチが秀逸」「あの鳥籠が朽ち果てた時、実はまひろも逝ったんじゃないか。旅は『いつまでも続いてほしいと願う』 私たちだけが見た幻なんじゃないかな」といった声が見られていますが、謎が多いラストへの考察はまだまだ続きそうです。
大河ドラマ「光る君へ」の主人公は平安時代に、千年の時を超えるベストセラー『源氏物語』を書き上げた女性である紫式部。
彼女は藤原道長への思い、そして秘めた情熱とたぐいまれな想像力で、光源氏=光る君のストーリーを紡いでゆく。変わりゆく世を、変わらぬ愛を胸に懸命に生きた女性の物語。
脚本は大石静さんが担当しています。
《歴史探訪》東大・本郷和人先生が同行!続・平安貴族ゆかりの京都(3/15・16)
本サイトで大河ドラマ解説を務める本郷先生とともに、歴史の舞台を巡るツアー企画。好評につき、徳川編、武田編、そして多くのキャンセル待ちが出た平安貴族編、その第二弾の開催が決定いたしました!
<魅力あふれる旅のポイント>
●観光地を巡るツアーとは違い「歴史」の知識を深める、大人の為の学び旅です
●歴史学者・東京大学史料編纂所教授 本郷和人先生が同行! 現地を実際に見ながら、詳しい説明を聞き、歴史を体感することができます。
●12月に開催して大反響だったツアー続編!『光る君へ』の興奮冷めやらぬ京都・奈良<平安貴族ゆかりの地>を2日間で巡ります。
・聖武天皇の勅願で開基。重要文化財「阿弥陀如来坐像」を所有する「岩船寺」
・平安時代末期、極楽浄土を夢見る浄土信仰が高まる中で作られた国宝「九体阿弥陀如来像」などを所有する「浄瑠璃寺」
・1001躯の観音像が並ぶ「蓮華王院 三十三間堂」
●この時期だけ!<非公開文化財特別公開>の寺院へ。
・世界遺産「醍醐寺」。「三宝院」にて快慶作・弥勒菩薩坐像(重文)を鑑賞
・世界遺産「東寺」。日本一高い木造塔「五重塔」の内部へ
●2日目の昼食後には本郷先生の座談会も。旅で生まれた疑問に先生が直接答えてくれます。
●離れていても案内が聞こえるイヤホンガイド付きで「密」回避!
●ご宿泊は奈良市内の好立地なホテルへ!
*詳しくは読売旅行のサイトでご確認ください。