『婦人公論』4月号の表紙に登場した中尾ミエさん

 

時間は有限だからこそ

だって、丸くなったらつまらないでしょ。やっぱり、ほどほどのトゲがないとね。それが自分の個性であり、武器だから。

若い頃、事務所の人に「もっと丸くなれ」と言われて努力したこともあったけれど、自分がつまらなくなっちゃって。そのときに、自分の個性を押し殺すのではなく、いざというときに使える武器として隠しておけばいいと学んだの。

まあ、この歳なら何を言っても許されるから、ありがたいわね。

来年は、80歳を記念してコンサートを開こうかと考えています。それが実現したら、次は8年後の米寿ね。

時間は有限だからこそ、先々の目標を見つけながら、残りの人生を楽しもうと思っています。

【関連記事】
上沼恵美子「イタリア旅行で離婚を切り出して8年、別居6年でも別れない理由。私が買ったマンションで暮らす夫への気待ち」
竹下景子「西田敏行さんの訃報にショックを受け…『クイズダービー』では、大橋巨泉さんがあだ名をつけてくれた」
原田美枝子「芸能生活50年。今は趣味の乗馬に夢中。馬の前では〈ニンジンをくれるおばさん〉として気楽でいられる」

『婦人公論』4月号の目次、購入はこちら

見どころ動画配信中!