毎日の食事で“ホルモンの力を助ける”

■大豆製品

納豆・豆腐・味噌・豆乳などに含まれる大豆イソフラボンは、エストロゲンに似た作用を持つ植物性エストロゲンとも呼ばれる物質です。加齢によるホルモン減少を穏やかに補う手助けになります。

■良質なたんぱく質

ホルモン合成の材料となるたんぱく質は必須です。肉、魚、卵、大豆製品、乳製品などを毎食の主菜に最低2品取り入れましょう。特に、朝や昼に意識的にとるとよいでしょう。

■ビタミン・ミネラル類

ビタミンB群(B6、B12、葉酸など)神経やホルモン合成、代謝をサポート。レバー・魚介類・卵・緑黄色野菜などに多く含まれます。

■鉄・亜鉛

酸素の運搬やホルモンの働きを助けます。赤身肉、しじみ、牡蠣、納豆などを適量。

■抗酸化ビタミン(ビタミンC、E、β‑カロテンなど)

ホルモン減少で増えやすい酸化ストレスから体を守る。色の濃い野菜やナッツ、果物を。

■良質な脂質(オメガ3脂肪酸など)

体の炎症を抑え、血管や脳の健康を維持。青魚、えごま油、亜麻仁油などを適量とる。

■カルシウム+ビタミンD(必要に応じて)

骨の強さを守るために。小魚、緑黄色野菜、日光浴などでビタミンDを補う工夫を。