まずこれだけは覚えておきましょう~二大タブー「食べる量」と「体型」
気持ちが伝わらずイライラしたAさんのお母さんは、「ちゃんと食べなさい」とつい言ってしまいました。
しかし、これは禁句中の禁句。
拒食も過食も「病気の症状」として起きています。やめたくてもやめられなくて、誰よりも苦しんでいるのはお子さん自身です。常に「食べる・食べない」のギリギリの綱渡りをしているお子さんに対して「食べる量」と「体型」の話題は二大タブーです。
「痩せたんじゃない?」
「もっと食べたら」
「太ったんじゃない?」
「もう食べるのやめたら」
といった、本人にもどうにもできないことを指摘されると、心のバランスが崩れて、さらに症状が悪化してしまいます。仮にお子さんが落ち着いているように見えても「食べる量」と「体型」の話題は避けるようにしてください。
お母さんへ
「食べる量」と「体型」の話題は出さない。
過食も拒食も「本人がやりたくてやっている」のではなく、「病気の症状」であることを理解する。
食べること以外にも、攻撃的になったり、こだわりが強くなったり、感情の起伏が激しくなったりすることも摂食障害のサインであり、回復すれば和らぐと知る。
無理矢理食べさせたり、説得したりすることでは病気は治らないと理解する。
※本稿は、『わが子が摂食障害になったら読む本』(ビジネス社)の一部を再編集したものです。
『わが子が摂食障害になったら読む本』(著:大橋とも 監修:松本功/ビジネス社)
むちゃ食い、食べ吐き、食事を拒絶……それは「わがまま」ではなく「心の病気」です。
子どもの「治りたい」気持ちを引き出す言葉がけをロールプレイで習得。
過食から回復した、元教師の心理カウンセラーが解説。





