お母さんの言葉で、娘の混乱が落ち着く
半信半疑のお母さんでしたが、カウンセリング後、自宅でEさんといつもの「エンドレスなパターン」が始まったときです。
「お母さん、私、食べ過ぎたよね。お腹が出てる。どうしよう」
「Eは、そう思うのね」
いつもと違うお母さんの返答に、Eさんはちょっと怪訝そうにしながらも、いつものように食い下がります。
「だって、チームで一番ウエストが太いよ」
「そう、そんな風に思っているんだ」
「そうじゃん! みんなだってそう思ってるよ」
「みんなが、そんな風に思ってるって感じてるんだね」
「だって、私、太ってるでしょ」
「ずっと気にしていると、辛いよね」
お母さんも途中でイラッとくる瞬間がありましたが、「言葉の引き出し」の練習を思い出すと受け流すことができました。実際にすべてを受けとめる聴き方を試してみると、確かにEさんの反応がいつもと違っていると感じられました。
相変わらずEさんはなかなか納得せず食い下がってくるのですが、なんとなくトーンが落ち着いているような、以前はずっと赤モード(※)だったのが、今はやや緑モードに寄っているような雰囲気です。
(※)体と心に影響を与える、自律神経の3つの状態。赤はイライラ・不安モード、青は拒絶・孤独モード、緑は安心・つながりモード。