睡眠不足は血管の炎症の原因にも
さらに、睡眠不足は血管の炎症の原因にもなります。
コロラド大学(アメリカ)の研究では、「毎晩の睡眠が7時間未満の人」は、十分な睡眠をとっている人に比べて、血液中にある特定の「マイクロRNA」のレベルが40〜60%も低いことが判明しました。
マイクロRNAとは、遺伝子の働きをコントロールする重要な物質のこと。血管の内側(内皮細胞)を健康に保ち、血管内の「炎症」を強力に抑え込む役割を担っています。
つまり、睡眠を削るだけで、体内の「血管修復メカニズム」がストップしてしまい、全身の血管がダメージに対して無防備な状態になってしまうのです。
ぞうきん絞りにして火をつける――睡眠不足がいかに血管にとって残酷な拷問であるか、おわかりいただけたでしょうか。