大人のスマホ断ちには「デバイスの複数チェック」をやめてみる

三つ目は「アプリのスイッチングを減らす」ということです。

スマホでニュースを見ている途中でLINEの通知が来て、LINEを確認する。すると今度はSNSが気になり、そのまま動画アプリを開いてしまう。このように、一つの作業をしている途中で別のアプリや情報へ次々と注意を切り替えることを「スイッチング」といいます。

脳は一瞬で切り替わっているように感じますが、実際にはそのたびに集中状態が途切れ、脳に負荷がかかっています。この「スイッチング」の繰り返しが脳の疲れを蓄積させ、脳の疲労耐性を弱めてしまいます。

電子書籍を読むなら読む、動画を見るなら見る。一つのことにできるだけ集中することが大切です。アプリを次々と切り替える習慣を減らすだけでも、脳への負担は大きく軽減できます。

スマホが常に手元にあり、いつでも別のアプリを開ける状態にあるだけで、私たちの注意は知らず知らずのうちに奪われています。スマホを使う時間と使わない時間を意識的に分け、不要なスイッチングを減らすことが、脳の疲労耐性を高める第一歩なのです。

※本稿は、『脳を休める!』(扶桑社)の一部を再編集したものです。

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