半月ごとに献立が変わる、予約制のランチ3000円
ランチ3000円。チリソースの豆板醤や、イチゴジャムと甘酒をベースにしたドレッシングは自家製。スープはジャガイモとビーツのポタージュ。ご飯は毎朝、玄米を七分づきに精米し、土鍋で炊き上げている。献立は半月ごとに替わる
デートや家族・友人とのお祝いに、自分へのごほうびに。ちょっと贅沢したいランチにおすすめのお店を、食の専門家たちが紹介する連載『ごほうびランチ』。今回紹介するお店は、京都・下鴨森本町にあるカフェ「watoto」です。(撮影:福森クニヒロ)

心と体を整える《ゆる薬膳》ランチ

京都・下鴨神社の静謐な気に満ちた糺の森(ただすのもり)にほど近い、「watoto」。店長の硲真人(はざままひと)さんと母・由美子さんが、築120年近い実家を改装し、2025年にオープンした店だ。

ゆったりとした空間にはカウンター8席とテーブル1卓が設けられ、どの席からも庭の緑や店内の美しい意匠など、それぞれに異なる景色を楽しめるのが魅力のひとつになっている。

由美子さんが手がけるのは、体に優しい《ゆる薬膳》。「季節の巡りに合わせた薬膳の知恵と、現代人に不足しがちな鉄分とタンパク質をしっかり摂る工夫を掛け合わせています」(由美子さん)。

 

ランチに付くデザート
ランチに付くデザートは、自家製ラムレーズンを使ったチーズケーキとニガヨモギの酒「アブサン」入りのチョコレートケーキ。ノンアルコールカクテルは、備長炭で濾過した井戸水に、蒸留器で抽出した白檀、コケ、ヒノキ、黒文字、柑橘のエキス、甘酒少々を合わせたもの

 

8月後半のテーマは「夏の疲れを癒やす」。ヘルシーな鶏むね肉のチリソースや、日焼けした肌を労る黒酢ベースの野菜炒め、《食べる輸血》とも言われるビーツのマリネなどが一皿を彩る。

食後のデザートとともに供されるドリンクは、真人さんが担当。季節の草木のエキスを使ったノンアルコールカクテルか、自家焙煎の豆をネルドリップしたコーヒーから選べる。心身ともに浄化され、明日への活力が湧いてくる一軒だ。

 

「watoto」店内写真
「watoto」店内写真
watoto(わとと)(京都/カフェ)
●住所:京都府京都市左京区下鴨森本町9
●電話:080・2957・4909
●営業時間:昼/11:00~15:00 カフェ&バー/15:00~23:00 水曜、木曜休
●メニュー:昼/ランチ 3000円(要予約)
●アクセス:京都市バス205号系統ほか糺ノ森バス停より徒歩2分、京阪本線出町柳駅より徒歩12分
●公式サイト:https://watoto-kula.com/
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