重量とサイズ、それが問題だ

……これ……本当に大問題でして……さらにその問題に拍車をかけるように。
……そもそも……タグがついていないぬいも……いるんだよね。
こうなると、そのぬいさんの体のどこに〝ぬいみやげ〞をつけたらいいのか、これがまったく判らない。

現在。
我が家が旅行した時、帰り道で一番問題になっているのがこれです。
まあ、中には、「これさえ買っておけば、このぬいがどこに行ったのかが絶対に特定できるおみやげグッズがある」処もありますよね。例えば、会津の赤ベコグッズとか、佐渡のトキグッズとか。そういうのがある時はいいのですが、そして、タグにつけられそうな重量とサイズの〝ぬいみやげ〞を買えた時はいいのですが……。
そういうのがない土地だってある訳で。また、ちょうどいい〝そういうもの〞を買えなかった時だってある訳で。


旅行の帰り道。ちょうどいい〝ぬいみやげ〞が見当たらなかった時……旦那、これ、すっごい気にしてしまい……途中から私達、旅を楽しんでいるんだか〝ぬいみやげ〞を探しているんだか、よく判らない事態に陥ります。
「ちょっと待て素子、まだ俺達〝ぬいみやげ〞を買ってない! このまま新幹線に乗ってしまうと〝ぬいみやげ〞を買えない可能性がある!」
……ことぬいさん問題に関しては、私より旦那の方が繊細なので。んでもって、旦那よりずっと図太い私は、平然と旦那にこう返して。
「大丈夫、旦那、私達にはまだ、コンビニがある。大体の駅の前にはコンビニがある」
「えー……それでいいのお? だってコンビニってろくなものがないんじゃ……」
「大丈夫。殆どのコンビニには、サンリオのひと達がいる。それも、集団で、いる」
「……って?」
「例えば、サンリオのご当地キティちゃんって結構凄いから。大体の処、ご当地キティちゃんは、それがどこの土地だか判るようになっている。しかも、そんなに大きくなくて軽いものもある。これで〝ぬいみやげ〞、何とかなるんじゃないかと思う」
「え……え……えええ……」
旦那、すっごく、不満そう。
……まあ。これは、最後の最後の手段なので、できるだけ使わないようにしているんですが。
(ところで。旦那の〝コンビニ〞に対するこの反応って……私が、〝コンビニ御飯〞に対してやっていた反応ととてもよく似ていて――私、ずっと、コンビニ弁当とコンビニで売っている御飯はあんまりおいしくないって頭っから思っていたのですが、最近のコンビニはそんなことないのね――、なんか、夫婦なんだなあって思っております。)
 

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