直せたことがうれしい気持ちに

三十数年前に購入したクマの人形は、かつて電池を入れるとイビキ音や笑い声が出たものだ。〈おもちゃの病院〉というのがあると知って入院させてもらったところ、見事復活して戻ってきた。

バスケットもクマも以前よりも断然愛おし度数がアップしているのは確かだ。

『70歳一人暮らし、ふだん着おしゃれが日々の杖』(著:本田葉子/幻冬舎)

トルコ石が寄木細工のように組み合わさった指輪は夫のものだった。ひょんな拍子にバラバラと銀の台座から外れてしまったときは泣きたい気分よ〜。蟻の頭ほどのサイズの外れた石を拾い集め、シルバーアクセサリーショップに持ち込んだ。その過程を詳しく話したいけれど割愛して……見事にこれも復元されたのである。

もちろん以前より100倍大切な指輪となって今も指に〜♪ 見るたびに直せたことがうれしい気持ちにさせてくれるのである。