『婦人公論』(7月13日号)の料理連載「ヘルシーキッチン」では、「自在な発想で変化を楽しむ食卓」を特集! 新しい日常生活は、献立で変化をつけて楽しむことにしませんか。有元葉子さんの提案は、シンプルでありながら、とても斬新。おなじみの素材が、新しいおいしさと出会い、私たちを励ましてくれるよう。元気がもらえるお料理、ぜひお試しください(料理・スタイリング=有元葉子 撮影=竹内章雄 構成=北村美香)
夏野菜を揚げる
夏野菜は、油との相性がよく、揚げるととてもおいしいですね。揚げ方のコツは、高温の、少量の油でさっと揚げること。少しずつ揚げることで、油をあまり吸わず、軽い揚げ上がりになります。今回ご紹介する料理2品は、同じ揚げ野菜を使って和風に、スパイシーにと、味を変えています。なす、いんげん、ししとうのほか、ピーマンを揚げても。
なすは1本分を乱切りや四つ割りにしては揚げ、また1本分を揚げて、と繰り返せば、油を多く吸わずにすむ。端がこんがり色づき、角が取れた感じになったら火が通った目安。