地域の経営者たちとともに、モノと社会をつくっていく
そんな風変わりで職人肌の夫のモノづくりを、マーケットの限られた地方でいかに続けていくのか。それが販売・経営担当の私の腕の見せ所です。何かと暴走しがちな夫の手綱をとるのも私の役目(笑)。田舎暮らしや経営、子育てで悩みながら実践してきたこと、そして地域との関わりについて、私・麻里子の視点で本書のエピローグにまとめました。
ここ数年はタルマーリーだけでなく、地域の経営者たちと一緒に、社会的課題を解決しながらより魅力的な町をつくる活動も始めています。深刻な過疎化で町の存続すら危ぶまれる状況ですが、だからこそ地域資源を活かして、ワクワクするようなモノと社会をつくっていきたいですね。〈以上、麻里子さん談〉