101歳の長寿を全うした生活評論家、吉沢久子さんが日々の生活のなかで見つけた「幸せに生きる方法」「暮らしのアイデア」「簡単に作れるおいしい料理」は今の時代を生きる上でもヒントがいっぱい。エッセイ集『100歳の100の知恵』(中央公論新社)から吉沢さんの極意を1つずつ紹介します。

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『台所道具は、長年愛用できるものを見つけよう』

台所の道具は、間に合わせのものは買わないほうがいいと思います。

今では100円ショップでさまざまな道具は手に入りますが、茶こしひとつとっても、じっくり選んで長くつきあったほうが結果的に経済的ですし、暮らしの質もよくなるはずです。

じっくり選んで長くつきあえるものを選んで(イメージ写真提供:写真AC)

我が家でも、50年以上使い続けている道具があります。たとえば京都で買った銅線を編んだ豆腐すくい。少々値は張りましたが、職人技がなす美しさはかけがえがありませんし、傷んだら修理もしてくれます。

使い勝手がよく、気に入った道具は、年々愛着が深まっていきます。

ものを大事に使い、「捨てない暮らし」をする。それも、暮らしのひとつのスタイルだと思います。

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