『ゴゴスマ』を担当するようになってから10年

ガソリンスタンドはお父さんが始めたのですか。

――祖父です。今は1歳年上の兄が3代目としてやっています。本当は僕が継ごうとしていたんですよ。僕自身、継ぐ気満々で、大学時代に危険物取扱者乙種4類の資格まで取りました。

ガソリンや灯油、軽油などを扱うための資格ですね。なぜ、アナウンサーに進路変更されたのですか。

――小学生のときは野球の実況の真似が好きで、それが友達にウケていましたし、中学と高校のときは文化祭で司会をやり、やっぱり友達に誉められていたんです。だから漠然と「しゃべる仕事をやってみたいなぁ」と思っていましたが、アナウンサーは英語が出来なかったらアカンと勝手に思い込んでいて、あきらめていました。でも、就活期になって、英語はアナの必須条件ではないと知り、「ほな僕も受けるわ」となったんです。大急ぎで就職試験対策を始めました。

「東大阪魅力PR大使」に。『舞いあがれ!』を欠かさず観ています

『ゴゴスマ』を担当するようになってから、ちょうど10年。当初は東海圏のみでの放送でしたが、今では関東や関西など全国24局で放送されるようになり、視聴率も好調ですね。

――スタッフのチームワークの良さ、系列局の協力が大きいと思います。スタジオの雰囲気が和やかなのも魅力だと言っていただきますが、それはコメンテーターの皆さんが東京から名古屋に来ると、リラックスすることが背景にあると思っています。気が緩む。(笑)