健診自体に有害な一面がある
さらに、健診自体が、有害な一面も持っています。
健診では、胸部エックス線撮影を受けますが、それは放射線を浴びることを意味します。
今や、そのリスクの高さは、世界的な共通認識です。
WHO(世界保健機関)は、60年近く前の1964年、すでに胸部エックス線撮影の中止勧告を出しています。
しかし、日本の厚生労働省は、残念ながら、世紀を超えた現在に至るまで、胸部エックス線撮影にストップをかけていないのです。
※本稿は、『80歳の壁[実践篇] 幸齢者で生きぬく80の工夫』(幻冬舎)の一部を再編集したものです。
『80歳の壁[実践篇] 幸齢者で生きぬく80の工夫』(著:和田秀樹/幻冬舎)
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