(撮影:浅井佳代子)
現在発売中の『婦人公論』2025年9月号の表紙は、俳優の宮本信子さん。B級映画も大好きで、暇があると朝から配信の映画を観ているという宮本さん。ドラマのロケで岩手県の遠野に1ヵ月滞在したそうで――。発売中の本誌から、特別に記事を先行公開いたします。(撮影:浅井佳代子 構成:篠藤ゆり)

一人で朝から配信映画鑑賞

私はけっこうシャイな性格です。そのせいか一人でいる時間が苦になりません。暇があると、家で朝からずっと配信の映画を観ています。

B級映画も好き。低予算でどんなふうに工夫しているかもわかるし、「この人、絶対伸びる」と思える俳優を見つけるとなんだか嬉しくて。

それから、大谷翔平選手が出ている試合や大相撲もよく観ます。でも、調子に乗ると目が痛くなるので、それとの闘いです。(笑)

以前は時間があるとジャズダンスのレッスンを受けていましたが、少し前に先生が亡くなられて――年を重ねると、お別れが増えるのは仕方ありませんね。時々、先生のカウントの声を思い出して一人で踊っています。