この不調が出やすい体質は?

「イライラ・怒りやすい」の不調が出やすい体質第1位【血虚タイプ】:血が不足して熱が発生し、上へ昇る状態になります。「肝」の血が足りずイライラしやすいタイプです。

*【血虚タイプ】など<6つの体質タイプ>の確認方法はこちら

そこで血を補い、めぐりを良くする鮭を使った「鮭と黒豆の炊き込みご飯」を紹介します。黒豆は血を補う作用があり、鮭の鉄分やビタミンB群と合わせるとより効果的です。

【鮭と黒豆の炊き込みご飯】
《材料》米:2合、塩鮭:1切れ、乾燥黒豆:大さじ2、(A)醤油:大さじ2、酒:大さじ1、だし汁:400ml

《作り方》1:米は洗い、30分ほど浸水させる、乾燥黒豆は軽く洗い、水気を切る。2:炊飯器に米、黒豆、(A)を入れたあと、生鮭または塩鮭を上に乗せ、通常モードで炊飯する。3:炊きあがったら鮭の骨を取り除き、全体を混ぜ合わせて完成。

「イライラ・怒りやすい」の不調が出やすい体質第2位【気滞・お血タイプ】:気や血のめぐりが滞ることで、怒りっぽくなります。

これらのタイプの人はセルフケアとして「肝胆ストレッチ」を取り入れましょう。

1:両手を組んで上に伸ばし、3回深呼吸を行う。これを3回繰り返す。
2:組んだ手を上に伸ばしてから身体を横に倒し、3回深呼吸する。
3:「2」を左右3回ずつ行う。

 

(イラスト/pum 『東洋医学が効く!更年期と自律神経をととのえる本』より)

 

乳頭下の肋骨付近に、「肝経」の 「期門」というツボがあり、ここを刺激すると精神に関係の深い「肝」のめぐりが良くなります。意外と脇腹が張っていることを実感できるはずです。

「肝」の気が滞ると脇腹の張りや痛みが出やすくなりますが、そこには「肝」と関係の深い「胆経」の経絡が走っているためです。胆経は目から始まり側頭部を通って、体幹の側面から脚にかけて走っています。

また、デスクワークなどで鼻や目の乾燥を感じたら休憩を取りましょう。

鼻は「肺」と関係が深く「気」を司り、目は「肝」と関係が深く「血」を司ります。乾燥は熱の発生症状であり、目を使い過ぎると熱を持ちやすい状態になるため、テレビやスマホ、パソコンなどの画面を見る時間をできるだけ減らすことも大切なストレスケアになります。

 

(ツボ図/関根庸子(Cc:荒井敬) 『東洋医学が効く!更年期と自律神経をととのえる本』より

 

【ツボ】期門(きもん):足の厥陰肝経(けついんかんけい)
乳頭の下方。左右の助骨付近にある。