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人生100年時代、現役世代を駆け抜けた後はどのように過ごせばいいのでしょうか。精神科医の保坂隆先生いわく、人生後期は無理をせず「ほどほど」をキーワードに過ごすことが大切とのこと。『精神科医が教える 人生を楽しむ ほどほど老後術』より、日常生活を元気に楽しく暮らすための知識をご紹介します。

若い頃のように眠れなくても心配なし

多くのシニアが、「若い頃は布団に入ったらバタンキューだったのに、最近は寝つきが悪い」とか、「夜中に何度も目が覚めてしまう」など、睡眠に対する悩みを持っています。

眠りに対して感じる不安は、「深く眠れない」と「長く眠れない」の二つでしょう。

眠りの深さについては個人差が大きいものです。ただし、一般的には女性より男性のほうが眠りが浅い傾向があります。

また、眠りの深さは、昼間の活動量によっても左右されます。日頃から活発に動き回っている人は、自分ではわからなくても、じつは熟睡しているものです。

もう一つの「長く眠れない」については、少なくともシニアが悩む必要はありません。なぜなら年を重ねれば必要な睡眠量が少なくなるからです。