肩の老化
さらに、背筋には背中をシャキッと伸ばし、よい姿勢を保つという役割もあります。背骨そのものに大きな問題がなければ、背中が丸くなる原因の多くは、筋力の低下です。
背筋が弱る→体をまっすぐ保てなくなる→腕の重みが前方にかかる→肩も前に倒れていく。
こうして、肩から始まった老いが、全身へ広がっていきます。
この状態を放っておくと、「肩が前に倒れた姿勢」「首~頭が前に出た姿勢」が体に記憶されてしまいます。その結果、肩・首・背中まわりの筋肉や腱、靭帯が硬くなり、関節の動く範囲(可動域)が狭まっていくのです。
●肩の老化度チェック
□ 腕が上がりにくい
□ 肩や首、背中に張りや痛み、違和感がある
□ 後ろを振り向きにくい
□ 首を後ろに倒して天井(真上)を見上げられない
特別な病気などがない場合、このような症状は、肩から始まる姿勢の崩れによるものです。当てはまるものがあれば、すでに肩の老化が始まっているサインです。
そして、この状態こそが、転倒しやすい体への入り口なのです。
※本稿は、『歩幅を見れば、寿命がわかる 「死ぬまで歩ける体」のつくり方』(アスコム)の一部を再編集したものです。
『歩幅を見れば、寿命がわかる 「死ぬまで歩ける体」のつくり方』(著:安保雅博/アスコム)
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