注意するときは、どう伝える?
では、振る舞いや服装を注意するときは、どう伝えればいいのでしょうか?
まず、お母さんの「要望」として伝える方法があります。
×服の脱ぎっぱなしはみっともない
↓
お母さんは、脱いだ服は洗濯かごに入れてほしいな
×お風呂に入らないのはだらしない
↓
お母さんは、お風呂に入るとさっぱりすると思うよ
Bさんのケースなら「提案」を使ってもいいでしょう。
×なに、そんなに食べ散らかして、みっともない
↓
食べるのが止まらなくて苦しそうだけど、お母さんにしてほしいことはある?
お子さんの状態を指摘するのではなく、「お母さんはこう思う」「お母さんはこうしてほしい」と伝えたり、「お母さんにしてほしいことがある?」と尋ねたりすることで、お子さんの安心感を増やすことができます。やがて、些細な言葉が突き刺さり、傷つくことが日常だったお子さんの緊張も、ほどけていきます。お子さんが落ち着くほど、過食や拒食の症状も穏やかになっていきます(これは「Iメッセージ」という手法です。)。
お母さんへ
「あなたはダメ」「あなたはおかしい」と直接的な否定や指摘はしない。
振る舞いや生活態度について話すときは、「お母さんはこう思う」と伝える。
過食や過食嘔吐を知られたくないという気持ちを尊重する。
※本稿は、『わが子が摂食障害になったら読む本』(ビジネス社)の一部を再編集したものです。
『わが子が摂食障害になったら読む本』(著:大橋とも 監修:松本功/ビジネス社)
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