NG!
背中が丸まった状態では両腕を高く引き上げられない。胸を張り、肩甲骨は内側に寄せる意識で腕を伸ばす
(2) 息を吐きながら、腕を横からゆっくり下ろす
(1)~(2)を2回繰り返す
《アドバイス》
脚は下、腕は上に向かって、引っ張り合うように全身を伸ばす。息を吸ったときにおへそを持ち上げ、重心を高くキープ
《大人のラジオ体操再入門》
・ラジオ体操は縮こまった体を解きほぐす最高のメンテナンス法です
・効果を高める3つのポイント
【1】伸びの運動
【2】腕を振って脚を曲げ伸ばす運動
【3】腕を回す運動
【4】胸を反らす運動
【5】体を横に曲げる運動
【6】体を前後に曲げる運動
【7】体をねじる運動
【8】腕を上下に伸ばす運動
【9】体を斜め下に曲げ、胸を反らす運動
【10】体を回す運動
【11】両脚で跳ぶ運動
【12】腕を振って脚を曲げ伸ばす運動
【13】深呼吸
撮影:
本社・八木沼 卓
実演:平井孝子(全国ラジオ体操連盟理事/指導委員)
出典=『婦人公論』2022年2月号
青山敏彦
あおやま・としひこ
1936年三重県生まれ。59年、日本体育大学卒業。71~99年の28年間、NHKテレビ・ラジオ体操指導者を務める。日本体育大学の教授職を退職後、国際協力機構青年海外協力隊技術顧問として、中南米を中心にラジオ体操普及活動に尽力。著書に、『一生動けるカラダをつくる!最高のラジオ体操』などがある