●「インターバル速歩」のメリット

1日数分の継続が大きな変化に

インターバル速歩の早歩きの時間は、「週合計60分」が理想。具体的には、早歩き3分+ゆっくり歩き3分を5セットだったとすると、早歩きは15分行ったことになりますから、これを週に4回行えばよいということ。もし5セットを朝晩2回行えば、週に2回でよいことになります。

必ず「3分+3分」ではなく、モチベーションの高い人は早歩きの時間を長くしてもかまいません。たとえば、早歩き5分にゆっくり歩き5分。10分ずつにしても大丈夫です。また、1日で早歩きの「週合計60分」というノルマを達成してもOK。インターバル速歩は、嬉しいことに、こまめに行ってもまとめて行っても効果は同じです。

ただし、重要なのは継続して行うこと。早歩き3分+ゆっくり歩き3分の繰り返しは、「3分間の早歩きはちょっときついけど、3分間ゆっくり歩き(休憩)を挟めば、またできる」と思えるちょうどいいサイクルなのです。

「週1回まとめてやろう」とすると、雨が降ったり、急な用事が入ったりして、それを言い訳に結局やめてしまいがち。ですから、こまめに実施して習慣化することを推奨しています。