動物のビジネス以外なら

イギリス以外に中国、韓国の方とも仕事をしてきて、ハリウッド含め世界中の作品に出てみたいという思いはあります。自分は英語についてはネイティブですが、だからと言ってハリウッドへの近道があるわけではありません。欧米の作品では、たとえ日本人の役だったとしても、中国人、韓国人でも演じることができる。両国には、悔しいことに素晴らしい役者がとてもたくさんいるんです。そこで抜きん出ようと思ったら、日本でもっともっと活躍して、指名をもらえるくらいの役者にならなければいけないなという思いがあります。

それから役者以外の人生にも興味がありますね。もともと大学のダンスサークルでは代表をやることで、振り付け、構成から衣装、演出まで手がけることができました。舞台を作り上げた経験からドラマ・映画作品の裏方も興味がありますし、それ以外の業種で事業を立ち上げることも考えます。動物に関するビジネス以外ならなんでもやってみたい。動物のことだけは唯一、関わるとしたら無償でと思っています。

動物のことだけは唯一、関わるとしたら無償でと語る古川さん

 

猫好きを強調するわけは…

今、34歳なんですけど、実は趣味趣向がおじさんなんですよね…。ウイスキーとゴルフにハマったのですが、飽きるところまで追求し尽くしました。洋服については仕事でたくさん着させていただけるので個人的な興味はないし、人見知りで出かける先もないので、トレンドを追う気持ちがない。

今、興味があるのは車くらいかな。ただ高級車を買ってしまうと、この趣味も終わってしまうので、まずは国産車で。そして今はあれがいいかな、これがいいかなという妄想を楽しんでいます。一生やっていきたいのは麻雀くらい。やっぱりこれもおじさん趣味ですね。

唯一自分をポップなアイコンにしてくれるのが猫の存在なのかもしれません。そういうわけで、メディアに出る時はことさら「猫が好きです」と主張することになりますね。(笑)

 


(C) 2022「ねこ物件」製作委員会

『劇場版 ねこ物件』
8月5日(金)より新宿ピカデリーほか全国公開

制作・配給:AMGエンタテインメント

出演:古川雄輝、細田佳央太、上村海成、本田剛文(BOYS AND MEN)、松大航也、金子隼也、山谷花純、長井短、竜雷太

監督・脚本:綾部真弥

主題歌:『Bell』歌:SPiCYSOL(ワーナーミュージック・ジャパン)

企画・配給:AMGエンタテインメント

(C)2022「ねこ物件」製作委員会