暇つぶしのためのつけっぱなしを改める
ただ暇つぶしのためにテレビの電源をつけっぱなしにしているという人は、ぜひそのスタイルを改めてほしいと思います。
特に、いまの80代以下は、力道山のプロレスや野球中継をはじめ、テレビが最高のエンターテインメントだった世代です。小さい頃からテレビがあるからこそ、テレビから情報を得ることが当たり前になっている側面もあります。
自分が観たい番組をピンポイントで観るのは結構ですが、さほど興味の持てない番組をつけっぱなしにする事態は、脳にとっても悪影響なので、ぜひ避けてほしいと思います。
どうせテレビをつけるならば、何か自分は本気で集中できて、脳が活性化するような映画や落語、漫才などのDVDを借りてきて、流しっぱなしにするほうがいいでしょう。
いまの時代は配信サービスなどもあるので、わざわざレンタルしに行かなくても、いろんなコンテンツをオンラインで楽しむこともできます。質の悪いコンテンツに、ご自分の脳をさらし過ぎないでください。
※本稿は、『60歳からはやりたい放題[実践編]』(扶桑社)の一部を再編集したものです。
『60歳からはやりたい放題[実践編]』(著:和田秀樹/扶桑社)
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