何でもそろっている現代で、私たちはつい「もっと便利に」「もっと快適に」と、さらに多くを求めてしまいがちです。しかし、ないものを数えるのではなく「すでにあるもの」に目を向けてみると、私たちの暮らしは思っている以上に、多くのもので満たされているのかもしれません。今回は、子ども4人、孫16人のビッグマザーである牧師・ミツコさんの著書『74歳、ないのはお金だけ。あとは全部そろってる』から一部を抜粋し、その清貧かつ豊かな生活をご紹介します。
月7万円の生活費の内訳
毎月の生活は年金の約7万円でやりくりしています。
公営住宅の家賃は、収入が少ないので減額してもらい、月約6000円です。
健康保険と介護保険は、同様に減額してもらって払っています。住民税と所得税は非課税になっています。本当にありがたいことと、感謝しています。
水道光熱費は季節によって違いますが、平均すると月8000円くらいです。
もちろん、節約を心がけていますが、ケチケチはしていません。寒いときや暑いときは、体調管理のためにもエアコンをつけます。
電気のつけっぱなしはしない、お風呂の水は毎回替えないで3回入るなど、できるだけ無駄使いはしないようにしています。
スマートフォン代が月約7000円(本体代金含む)、固定電話代が約2000円です。
通信費が家計全体に占める割合が高くなっています。これは、牧師という仕事柄、いろいろな方の相談にのることが多いので、仕方がありません。
固定電話をやめようかと考えましたが、高齢の相談者さんは固定電話がよい方もいるし、話すのが苦手でFAXで送ってくる方もいるので、継続しています。
食費と雑費で、だいたい月4万円です。交通費や衣類購入なども、この中でやりくりします。
宅配の生協を長年続けています。1回2000円ほどに収まるようにし、月4回で8000円です。