大豆ミートのメリット・デメリット
メリット
・栄養価が高い
大豆を丸ごと使っているため、大豆ミートには大豆由来の豊富な栄養素が含まれています。タンパク質、食物繊維、カルシウムなどのほか、鉄分や葉酸のように、女性が不足しやすい栄養素も大豆ミートから摂取することができます。
・保存しやすい
乾燥タイプやレトルトタイプであれば常温で保存できるため、冷蔵庫のスペースをとりません。
・環境に優しい
食肉用の家畜を飼育する場合と比べると、大豆ミートの生産にあたって使用する水や排出される温室効果ガスの量ははるかに少なく、環境負荷が軽いとされています。
デメリット
・添加物が多いことも
肉に似た食感やジューシーさを出すため、多くの大豆ミートには添加物が使われています。一般的に、乾燥タイプのものは添加物が少なく、味付け調理済みのレトルトタイプのものは添加物が多い傾向にあるようです。大豆ミートには無添加のものもありますので、添加物が気になるという人はそちらを選ぶとよいでしょう。
・下ごしらえに手間がかかるものも
レトルトタイプ以外の大豆ミートは、お湯で戻したり解凍したりする手間がかかります。短い時間で調理したい場合には不向きです。
・大豆特有の風味がある
大豆由来のため、どうしても原料特有の風味が出てしまうことがあります。
特に、塊が大きいブロックタイプでは大豆の風味をより強く感じやすいようです。気になる場合は、カレーのような味の濃い料理に使用することで風味を隠しましょう。