川口晴美
かわぐち・はるみ
詩人
1962年福井県小浜市生まれ。早稲田大学第一文学部卒。東京在住。1985年、第一詩集『水姫』。2009年の詩集『半島の地図』で第10回山本健吉文学賞受賞。2015年の詩集『Tigerishere.』で第46回高見順賞受賞
エッセイ
【書評】語り手の記憶や心理がふいに信用ならざるものへと瓦解する~『高原英理 恐怖譚集成』
川口晴美2021年11月07日
エッセイ
【書評】探偵のように工夫に光をあて、謎へ踏み込む ~『謎ときサリンジャー「自殺」したのは誰なのか』
川口晴美2021年11月02日
エッセイ
【書評】早熟な知性と感受性を持つ少女たちの輝かしい日々 ~『離れがたき二人』
川口晴美2021年10月31日
エッセイ
【書評】認知症を受け入れられない当事者にとって、「違う」と言ってくる人間はすべて敵 ~『全員悪人』
川口晴美2021年08月22日
エッセイ
【書評】「ふつう」の人々が彼女たちを危険でエロティックな珍獣として見物した~『狂女たちの舞踏会』
川口晴美2021年08月17日
エッセイ
【書評】動植物への深い眼差しと丹念な描写が、いつしか日常の向こう側へ~『小島』著◎小山田浩子
川口晴美2021年08月15日
トレンド
【書評】〈マンガで革命を〉竹宮惠子自身が語る激動の半生 ~『扉はひらくいくたびも 時代の証言者』
川口晴美2021年06月07日
トレンド
【書評】室生犀星にとって、女性とはいかなる存在だったのか 〜『犀星の女ひと』
川口晴美2021年06月01日
トレンド
【書評】女性どうしの連帯をテーマにしたアンソロジー。発売即増刷した『文藝』が単行本に~『覚醒するシスターフッド』
川口晴美2021年05月30日
トレンド
【書評】ゴシックや幻想、恐怖の文学を専門としてきた作家が二十余年をかけて作り上げた世界『観念結晶大系』著◎高原英理
川口晴美2021年03月21日
トレンド
【書評】言葉が人の思考と社会を変えていく不気味な気配 『るん(笑)』著◎酉島伝法
川口晴美2021年03月16日
トレンド
【書評】留学先で足を踏み入れた食堂で差別、偏見、多様な価値観に触れる『サード・キッチン』著◎白尾 悠
川口晴美2021年03月14日
トレンド
【書評】台湾の新世代作家が描く家族の正義と秘密と愛の変遷~『次の夜明けに』著◎徐嘉澤
川口晴美2020年12月20日
トレンド
【書評】数世代にわたる母娘の姿を通して描く映画と映像と戦争の物語 ~『暗闇にレンズ』著◎高山羽根子
川口晴美2020年12月15日
トレンド
【書評】〈食べて出す〉がうまくできなくなると、人はこんなにも弱い存在になる~『食べることと出すこと』著◎頭木弘樹
川口晴美2020年12月13日
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東方神起のユンホも読んだと話題に~『あやうく一生懸命生きるところだった』
川口晴美2020年10月11日
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新宿や六本木が廃墟になったら~『東京幻想作品集』
川口晴美2020年09月06日
トレンド
残酷で純粋な命のやりとりの物語は、社会現象に ~『鬼滅の刃』1〜20巻
川口晴美2020年08月09日
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【ベストセラー散歩】2020年本屋大賞受賞作は美しい痛みの連続 ~『流浪の月』
川口晴美2020年07月12日
トレンド
【ベストセラー散歩】#MeToo運動が増刷のきっかけに ~『戦う姫、働く少女』
川口晴美2020年06月07日