【京の菓子】移ろう豊かな京の景色がこのひと箱に 〜鍵善良房 四条本店「園の賑い」
【京の菓子】平安時代に神前へお供えした「疫病除け」の菓子が起源 〜水田玉雲堂「唐板」
【京の菓子】せせらぎにのって流れゆく桜花 〜鶴屋吉信「春の水」
【京の菓子】陽に透けて光る桜の花を有平糖に 〜紫野源水「桜」
【京の菓子】上巳の節句のころ、菓子舗の店先にお目見えする御所風の愛らしい菓子 〜聚洸「引千切」
【京の菓子】松の幹の意匠を小豆でシンプルに表現 〜かぎや政秋「ときわ木」
つきたての粟餅にあんこときな粉をまとわせて 〜粟餅所・澤屋「粟餅」
京都人に愛されている五色のおめでたい豆菓子 〜豆政「夷川五色豆」
麩焼きの皮からほんのり透けるうすくれない 〜末富「うすべに」
子孫繁栄を願いながらいただく縁起もの 〜千本玉壽軒「亥の子餅」
猩々さんの姿をあめの中に閉じ込めて 〜クロッシェ「白砂猩々緋」
庶民から太閤さんまで賞味した上品な餅菓子 〜長五郎餅本舗「長五郎餅」
ふっくらとした小豆を寒天でまあるく閉じ込めて 〜宝泉堂「都の月」
八幡さんのお使いの鳩をかたどった素朴な菓子 〜本家双鳩堂「鳩もち」
青竹の香りをおびた、さわやかな水羊羹 〜先斗町駿河屋「竹露」
キラキラ光る青い鉢に二匹の金魚 〜京生菓子司 松彌「金魚」
淡き恋心を薄い色合いのういろうに 〜長久堂「無言参り」
上質の小豆と葛の味わいをとじ込めて 〜二条駿河屋「葛焼き」
紫陽花をきんとんの姿に写して 〜俵屋吉富烏丸店「紫陽花きんとん」
大きなハマグリの中身は、涼やかな琥珀糖 〜亀屋則克「浜土産」