手記
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ギャンブル嫌いだった夫亡き後始めた健康麻雀。「あなたのいない寂しさを埋めるにはちょうどいいの」と仏前に報告を
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大学時代からの女友だち。40代で関係がおかしくなり、一度は縁を切った友に、20年経って書いた手紙の返信は…
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一枚の赤紙でビルマ戦線に出征した若き兄。母に届いた骨壺は今も空っぽ。戦時中、参謀だった講師が「あの頃はよかった」と語るのが許せなくて〈書き残す戦争の真実〉
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サイパンで見た戦争の悲劇。補給なき日本軍は泣く赤子を黙らせ、母親は「自分の子は自分で」とカミソリを当てた〈書き残す戦争の真実〉
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子は親の面倒を見て当然、という呪縛。パーキンソン病の母に「恩を返す」
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定年退職した夫がおしゃれして女性とゴルフへ。悔しくてやり返そうにも相手がいない私。悪びれもしない態度に、自立する覚悟が決まった
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86歳、夫を亡くし1人で入院。心細い中、看護師さんに救われた。歩行器にすがりついて過ごす日々で、人の優しさという薬が効く
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孫がいないのに「おばあちゃん」と電話で呼ばれた。ついにきた詐欺電話の怖さに震えたが、夫は笑って他人事
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複雑なレジ仕事についていけず、50歳でパートをやめ仕事探し。配送業は体が心配、内職は家族が嫌な顔。ついに見つけた働ける場所とは…
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「子どもはまだ?老後はどうするの?」引っ越して17年、58歳の私に小言を浴びせ、監視し続ける近所の年配女性に悩まされ
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22年続けた手芸教室。ブームも去り、残る古株はワガママ放題。SNSで新規入会した上品な母娘は、救世主と思ったらクレーマーだった
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進学を妨げた父、偏った美意識を持つ母。親を反面教師に生きてきた末の決断
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「すべてお前の責任だ」認知症の父が起こした交通事故に激昂する兄。兄妹間のパワハラは泣き寝入りするしかない〈前編〉
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1通の葉書で絶縁、墓石の名前だけで生存確認をしていた母。認知症のおかげで親子の幸せな時間が戻った
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父が亡くなり、母も急逝。一人っ子で未婚、体調も優れない70歳の私。身近に肉親がいることの心強さを今、思い知る
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3人の年子を育て、最後に長男が家を出る。包丁研ぎや料理、家事を進んでしてくれた息子と、子離れの時が来た
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有料化を前に「ケチじゃない!地球環境のため」とレジ袋集めに必死な57歳・主婦。苦しい言い訳をする私に向けられるのは冷ややかな子どもたちの視線
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ブレーキとアクセルを踏み間違えて新車が大破。記憶がないと言う夫に、自分も怖くなり車を手放した。不便でも運転のストレスから解放された安心感が大きくて
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同居をきっかけに義母の荷物とゴミが新居に運び込まれた。夫が使ったオムツから嫁入り時の服まで。認知症で収集癖はエスカレートして
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夫は結婚記念日に、自分用の豆大福だけを買ってきた。期待しても虚しくなり、記念日は結婚を後悔する日に