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戦後、ヤマトタケルの知名度が低下したワケ。女になりすました淫靡で狡猾な皇子は本当に「りりしい」のか
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児童書にも描かれ始めた女装作戦と助平心。20世紀の読書界はテロと女装のヤマトタケル物語を子どもたちに届けるほどおおらかだった
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新羅の戦士集団を鼓舞した美少年「花郎」。隠密・ヤマトタケルの女装譚とのつながりとは
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首をはねられる前にほれぬいた人とからだをあわせたい…同性愛をためらう女の心情を日本文芸史上はじめて描いたヤマトタケルの物語とは
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本居宣長がヤマトタケルの女装に新しい解釈をそえたのはなぜか。いじられた女装譚の筋立て
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聖剣伝説を介してスサノオの分身として描かれるヤマトタケル。室町期の文芸家の好奇心が聖剣「草薙剣」に向かったワケ
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なぜ日本の研究者たちはヤマトタケルの女装譚のおもしろさから目を背けたのか。「女装」の背後に潜んでいたもの
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『古事記』がヤマトタケルのクマソ征伐譚に「天照大神」の名をしるさなかったのはなぜか。おさえきれない通説への違和感
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なぜ9世紀初頭の伊勢神宮はヤマトタケル伝説を黙殺したのか? その記述の変遷から見えたもの
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夜ふけまでまさぐられてもヤマトタケルが男と気づかれなかったワケ。神の力か、それとも美しさか
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ヤマトタケルの女装譚は神の加護を強調するための「設定」だった? その呪的な力の由来を追う
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女装して敵を籠絡するヤマトタケルは中国で英雄視されない?近年トリックスター性が見出され始めたワケ
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ヤマトタケルの物語は女装する英雄像の先駆け? 主人公が「受け」から「責め」へと唐突に転換
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牛若は「千人斬り」をこころざす殺人鬼か? 義経と弁慶、悪役はどちら
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出っ歯よばわりをされた、もう一人の「義経」。源義経の美形説を信じたいがゆえに
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近松、馬琴も…江戸文学は義経の美貌説が花盛り。司馬遼太郎は出っ歯をチャーム・ポイントに
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義経像の美化の裏に「美童」の存在。奥州に落ち延びる際にはひどい描かれ方に
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源義経は楊貴妃に匹敵する美形か、ひどい出っ歯か。くいちがう容貌の描かれ方
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義経を女装者にしたてたのは誰か。僧侶たちにも天狗にも…「鞍馬のアイドル」として愛された美少年
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女に見まごう美少年・源義経。つわものの弁慶が家来になった理由