よく歩く都道府県の人は幸福感が高い

日本に目を向けると、さらに驚くべきデータがあります。

厚労省の生活習慣調査によれば、東京や大阪などの大都市圏に住む人々は、地方在住者と比べて「よく歩く」傾向があります。家からバス停や駅まで歩き、駅から会社まで歩くという日常の積み重ねです。

そして同時に、これらの都市圏はウェルビーイングも高い傾向を示しています。日常的によく歩いている人ほど、幸福感が高いのです。

実際の図を見てみましょう。

下図の横軸は「1日あたりの歩数」、縦軸は「ウェルビーイング実感が高い人たちの割合」をとっています。

図 1日あたりの歩数とウェルビーイングの関係(国民健康・栄養調査(2021)の結果と一般財団法人日本総合研究所を元に著者が作成)<『幸福感とは身体感覚である: 4つのホルモンを増やして体の中から幸せになる』より>

すると図のように、日常生活でよく歩いている人ほどウェルビーイングが高いという関係があることがわかりました。

日常的によく歩いたり、食事や買い物に出かけたりすることでも、様々な幸福ホルモンが増えるため、幸福感が高まると考えられます。

※本稿は、『幸福感とは身体感覚である: 4つのホルモンを増やして体の中から幸せになる』(草思社)の一部を再編集したものです。

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『幸福感とは身体感覚である: 4つのホルモンを増やして体の中から幸せになる』(著:山口創/草思社)

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