ヤマザキマリ
やまざき・まり
漫画家・文筆家・画家
1967年東京都生まれ。漫画家・文筆家・画家。東京造形大学客員教授。 84年にイタリアに渡り、フィレンツェの国立アカデミア美術学院で美術史・油絵を専攻。2010年『テルマエ・ロマエ』(エンターブレイン)で第3回マンガ大賞、第14回手塚治虫文化賞短編賞受賞。15年度芸術選奨文部科学大臣新人賞受賞。17年イタリア共和国星勲章コメンダトーレ章受章。著書に『プリニウス』(新潮社、とり・みきと共著)、『
エッセイ
ヤマザキマリ 自分の作品に執着しなくなった理由として、ちっとも褒めない母の影響が。寝たきりになって3年経つ彼女が私の個展を見たらどんな反応をしただろうか
ヤマザキマリ2022年12月14日
エッセイ
ヤマザキマリ なぜ私には「この先やりたいこと」がないのか?「こうあるべき」という理想や羨望がないから、どんな失敗を引き起こしても<寛容性のスイッチ>が稼働する
ヤマザキマリ2022年11月09日
エッセイ
ヤマザキマリ 黒歴史となったイタリア人オバちゃん団体旅行。欧米人の旅とは自由の象徴で、ルールを守って他人と一緒に団体行動できるような人はそう多くない
ヤマザキマリ2022年10月10日
エッセイ
ヤマザキマリ「バカにされたくない」という気負いのような、背伸びした感覚を覚える東京の車社会。ハンドルを握って初めて見える都市の性格と地域性
ヤマザキマリ2022年09月20日
エッセイ
ヤマザキマリ コロナ禍で離婚が増えたと聞き。いい夫婦を装うことを私は選ばない。むしろ「夫」「妻」がすべて、と断言する人に何か穏やかではないものを感じる
ヤマザキマリ2022年09月16日
エッセイ
ヤマザキマリ 2年半ぶりに戻ったイタリアの我が家はいつものままだった。日本ではありえない種類の苛立ちや腹立たしさや諦観も、私にとっては懐かしい
ヤマザキマリ2022年09月14日
エッセイ
ヤマザキマリ「あってないような水際対策を経てイタリアから来日した夫。人間の不完全さを知れば、余裕ができて腹も立たなくなる」
ヤマザキマリ2022年09月09日
専門家
ヤマザキマリ「始めてしまえば大丈夫」との目論通り開催されたオリンピック。なぜ発祥の動機から外れ、疫病の最中でも実施せねばならない巨大イベントになったのか
ヤマザキマリ2022年08月30日
エッセイ
ヤマザキマリ『あしたのジョー』『フランダースの犬』のように主人公が”孤高”だった昭和と”グループ”主流の現代。あらゆるものをマスで一括りに捉える社会に覚えた一抹の不安
ヤマザキマリ2022年08月17日
エッセイ
ヤマザキマリ 人はなぜ絵を描くのか。絵もその他の芸術も精神に欠かせない「ごはん」だからこそ、栄養不足にならないために私は絵を描く
ヤマザキマリ2022年06月29日
エッセイ
ヤマザキマリ 山下達郎さんの新譜『SOFTLY』に、何十年かぶりに描いた肖像画が使われて。絵画を描く喜びと誇りという波が私の前にようやく現れてくれた
ヤマザキマリ2022年06月22日
エッセイ
ヤマザキマリ 人と同じものを選ぶと「お目が高い」と褒められる日本と「似合うのはお客様だけ」が殺し文句のイタリア。「人気の商品」についての考察
ヤマザキマリ2022年05月18日
エッセイ
ヤマザキマリ 宿主を操り、死ねば別の虫に寄生するハリガネムシは人間界にも。皇帝ネロの母にグッチ御曹司の妻…ハリガネムシ魂よ、永遠に
ヤマザキマリ2022年04月20日
エッセイ
ヤマザキマリ 終戦直後にコメディ映画やギャグ漫画が多く生み出されたワケ。知性を潤すような質感のある「洒落」や「ユーモア」はどこへ
ヤマザキマリ2022年03月23日
エッセイ
ヤマザキマリ 膨張を続ける「見たいものしか見ない、許せない」という執着が招くもの
ヤマザキマリ2022年02月23日
エッセイ
ヤマザキマリ「世界平和度指数ランキング上位の日本。本当に治安が良いと言い切れるのか」
ヤマザキマリ2022年01月22日
エッセイ
ヤマザキマリ「なぜ母は東京から北海道にわたり、40代半ばで大きな家を建てたのか? 北の大地と薔薇」
ヤマザキマリ2021年11月24日
エッセイ
ヤマザキマリ「思い通りにならない人や社会への不満。精神的ゆとりの枯渇が招く『予定調和の罠』」
ヤマザキマリ2021年10月27日
エッセイ
ヤマザキマリ「イタリアの女たちからのいじめを跳ねのけた、或るタフな日本女性の思い出」
ヤマザキマリ2021年09月29日
エッセイ
ヤマザキマリ「過去の記録を残すことに執着がない私にとっての<家族との思い出の残し方>」
ヤマザキマリ2021年08月26日