看護師さんの応えで気持ちが楽に

胃癌の手術後、目が覚めた時、息が吸えない、あまりの苦しさ、絶望的地獄の苦しみ、麻酔から覚めないで、死んで、なにも無いほうが、よいと思いました。

呼吸ができない。酸素酸素、やっと、声が出ました。
「酸素をください。」叫びました。

看護師さんが「酸素たりてますよ」と応えてくれました。この苦しさは呼吸でないことが理解できました。気持が少しらくになりました。ただただ、耐えればよいと言うこと、ありがたい返答でした。

あのまま、目が覚めない方がよかった。などバチあたりな考えに、われながら、だめな人間だと思います。一生懸命、手術をしてくださった先生や力を貸してくださった方々に申し訳ない気持ちと感謝でいっぱいです


第13回 リリー・オンコロジー・オン・キャンバス
がんと生きる、わたしの物語。コンテスト 受賞作品一覧

・絵画部門最優秀賞『きらきらゆらゆら悔いなく自分らしく
・絵画部門優秀賞『おかあさん ありがとう
・絵画部門入選『再生した私
・絵画部門入選『また逢う日まで
・写真部門最優秀賞『焼きおむすび
・写真部門優秀賞『はじめて並んで歩いた日
・写真部門入選『自然のいのちとわたしの生命(いのち)
・写真部門入選『家族