「生きる」という問いに対し答えが導けそう

“「生きる」という問いの前に立たされそれに対してどう答えるかが私たちに課された責務なのだ”

という言葉を何かで読んだことがある。

おこがましいがその答えが導けそうだ。

無事手術も終え、私は今、得意を伸ばすと何かの役に立てやしないかと絵を描いている。

おかげさまでたまの好物くらいは楽しめていると、命の恩人に報告したい。

ありがとうとつぶやきながら、私は今日も紅をさす。

人生のどん底話など誰に話そうと取るに足らないものであると、時が過ぎ生きている今、クスッと笑える種となる。

誰のもとにも訪れる往く道、一秒前まで全てを笑種にすればいい。


第14回 リリー・オンコロジー・オン・キャンバス
がんと生きる、わたしの物語。コンテスト 受賞作品一覧

 【最優秀賞】 
・絵画部門 『今日も紅をさす』 
・写真部門   『勇気の蝶
・絵手紙部門  『おとなになった あなたへ

【優秀賞】 
・絵画部門  『あの日の風景
・写真部門  『約束
・絵手紙部門  『小さなことに喜びを

【入選】 
・絵画部門 『希望の光を求めて
・絵画部門 『キセキ ~すべてに感謝~
・写真部門 『二人で来た道、これからも
・絵手紙部門 『かぞくのじかん
・写真部門 『最後の手打ちうどん
・絵手紙部門  『朝日さす


第13回 リリー・オンコロジー・オン・キャンバス
がんと生きる、わたしの物語。コンテスト 受賞作品一覧

・絵画部門最優秀賞『きらきらゆらゆら悔いなく自分らしく
・絵画部門入選『また逢う日まで
・写真部門最優秀賞『焼きおむすび
・写真部門優秀賞『はじめて並んで歩いた日
・写真部門入選『自然のいのちとわたしの生命(いのち)
・写真部門入選『家族
・絵手紙部門最優秀賞『看護師達
・絵手紙部門優秀賞『大丈夫
・絵手紙部門入選『あなたの分も生きていきます
・絵手紙部門入選『「おいしいね」と言える幸せ